昨年の振り返り記事はこちら。
改めて読んでみると、来年はこうしようとかちょいちょい書いているのですが、なんとなくそう思っていることっていうのは優先度が低くて全然実現されませんねw ということで今年はそういう表現は減らしつつ本当に振り返りだけ書こうと思います。
つくったプロダクト
Snow Monkey
今年は僕がつくって販売している WordPress の有料テーマ、Snow Monkey だけで生きていくにはどうしたら良いかというのを考え続けた一年でした。詳しくはこちら。
WordCamp のスポンサーになってブースださせてもらったり、キャンペーンをおこなってみたり、企画も僕なりにいろいろやったつもりですが、開発もかなりのペースでやれたと自負していて、ちゃんと数えてはいませんが、多分今年だけで150回くらいはアップデートをリリースしてるんじゃないかなと思います。
今年一番のこれだ!というのを挙げると、売り切りからサブスクリプションに変更したことです。これ起点で考え方も変わったし、サポートフォーラムをつくったりプライベートサポートチケット機能をつくったりメンバー限定記事の仕組みをつくったり…などなどいろいろ派生的にやっていきました。今後新規購入者が減らないか、更新してくれる方がどれくらいいるか…年更新で来年がはじめての更新タイミングなので、勝負の年ですね…大丈夫か…。
実際にやってみて思いますが、やればやるほど課題が次々にでてきて、いつまでも「完成」することはないんだろうなと思います。だから来年も多分このペースでやっていくんだろうなと思いますし、そうできるように頑張りたいです。
Snow Monkey Blocks
WordPress 5 から搭載されたブロックエディターを拡張するプラグインです。どのテーマでも使えますが、Snow Monkey にデザインが最適化されていたり、Snow Monkey でしか使えないブロックがあったりします。
Snow Monkey はクラシックエディター非推奨のブロックエディター推奨でして、記事作成・ページ作成で一切 HTML を書きたくない僕としては Snow Monkey Blocks 無しでの記事作成・ページ作成はもはや考えられないくらい超絶便利なので、まだ使ったことがないという方はぜひ一度使ってみてください。
Snow Monkey Member Post
Snow Monkey Heading Widget Area
Snow Monkey bbPress Support
Snow Monkey デザインスキン Hakuji
Snow Monkey デザインスキン Spring
MW WP Form v4
WP Page Speed Optimization
WP GitHub Plugin Updater
各種ノベルティ
登壇・イベント参加
WordBench 長崎
今年は2年半くらいだったか休止していた WordBench を復活させた年でもありました。今年は3回くらい開催しましたかね。9月に WordBench 本家が無くなるということで、他県は WordPress Meetup に順次移行したりしていますが、あんまり僕ばっかりがやりすぎるのも違うよな…という気がしたので、僕主導で WordPress Meetup をやろうという気持ちは今のところ全くありません。誰か若い子がやってくれると良いなーと思ったり。
でも WordBench 長崎が再休止したことで、長崎の勉強会/コミュニティが一つ減ったことが事実なので、それはやっぱり寂しいし、来年こそは Snow Monkey Meetup(Snow Monkey の冠を便宜上つけているだけで僕がやりたいことをやる誰でも参加できる会)、長崎で1回は開催したいと思ったりしています。
Capital P インタビュー
WordPress の専門メディア Capital P からチャットインタビューを受けました。
WordPressもくもく勉強会@日本橋 #14
Snow Monkey をベースに100%GPLについて喋らせてもらいました。
WordBench 九州連合総会 in 山口
山口で各県の WordBench の現状を共有したり、皆で温泉に入ったり、BBQ してロッジに宿泊したりしました。ちょっと最初予定が流れたこともあったりして人数が当初の予定より少なくなったりしたのですが、とても楽しかったです。
第76回 WordBench神戸(4月28日)
WordBench 神戸主催の方々が Snow Monkey でサイトをつくられたということで、そのサイトの制作話にリモートで加えさせてもらいました。
WordBench熊本2018/05会
WordBench 長崎にこられた熊本の方が、WordBench 長崎の楽しげな様子をみて、休止中の熊本も復活させたい、とのことだたので、復活した WordBench 熊本に参加させてもらいました。熊本も WordBench 終了後まだ Meetup には移行していない?みたいなので今後どうなるのか気になります。
WordCamp Osaka 2018
テーマ販売ビジネスについて登壇させてもらったのと、はじめてスポンサーブースを出させてもらったりしました。
ぺちぱな。17 〜もっと決められた通りに繰り返すのもいい〜
ぺちぱな。は長崎の勉強会でして、Unity でテトリスをつくろうという回に参加させてもらいました。
WordCamp Ogijima 2018
WordCamp Ogijima 2018 公式サイトをつくるのをちょっと手伝ったり、当日セッション撮影のお手伝いをしたりしました。僕はそれほどコミットしたわけではありませんでしたが、熱量の高い方がたくさんいて、この WordCamp で築かれたネットワークは他の WordCamp と比べてもかなり強いものだったんじゃないかなと思います。地方でもこのような WordCamp が増えると良いですね!
第89回 WordBench神戸(7月28日)【リアル開催 @DEP.】
「日本人テーマ作者さんに聞いてみよう」ということで、Nishiki の今村さんと Snow Monkey の僕がリモートで参加させてもらって、話をしたりしました。
Hands-Onながさき – ホームページ作りの体験を聴く、訊く、考える –
会社員時代からお付き合いのある、ハンズオン長崎の関根さんにお誘いいただきまして、ウェブサイト制作についてや WordPress について話をさせてもらいました。天候が悪くて参加人数が少なかったりしたのですが、他の長崎の業者さんがされないような話をできたんじゃないかなと思います。
ものくろキャンプ グループセッション
ものくろさん主催のものくろキャンプに参加者として参加させてもらいました。普段ブロガーさんと触れあう機会は全然ないので、ブロガーさんの熱量を感じられたのも刺激になったし、ものくろさんともコミュニティ運営とかについていろいろお話ができてとても良かったです。来年もまたどこかで参加したいです!
WordCamp Tokyo 2018
WordCamp Osaka のブース出展は準備不足で大失敗だったので、今回こそは!とかなり気合いを入れてブースを出展させてもらいました。結構お金がかかるので毎回はきついかなぁと思ったりするのですが、ブースをだすと Snow Monkey ユーザーさんの方もたくさん来てくださっていろんな話もできるしすごく楽しかったので、またできそう今度は Snow Monkey ユーザーさんと Snow Monkey Tシャツをきてわいわいブースやりたいです!
CMC_Meetup 福岡 Vol.2
いつもお世話になっているメガネさんが福岡に来られるということで、一緒に飲みましょう!と福岡に向かったところ、偶然 CMC_Meetup がその日あってて、行く?となりまして飛び込み参加させてもらいました。
ぺちぱな。18 〜秋はやっぱり思いの丈を身の丈で〜
今年2回目のぺちぱな。この回はいろんな人の話を聞こうという回で、僕も登壇させてもらって Snow Monkey でやったマーケティング活動的な話をさせてもらいました。この回の懇親会がきっかけて月額をやめて年額だけしたりしました。
#1 WP ZoomUP はじめまして & Gutenberg なんでも質問会 & 今後について
みんなだいすき WP ZoomUP。めちゃくちゃ盛り上がって確か明け方近くまでやってたんじゃなかったでしょうかw 僕は眠気に負けて途中離脱しましたが、ZoomUP の参加者数と盛り上がりはいつもすごいですね!
「ページビルダーとGutenbergを理解する!- 中島良子・真洋、北島卓」WP ZoomUP #4
このときは Gutenberg の全ブロックの解説をしてほしいとの依頼を受けて話をさせてもらいました。一緒にやった中島さんご姉弟のビーバービルダーがすごすぎて、そもそも僕は話もうまくないので大丈夫かこれ…と思ったりしました。
Gifu WordPress Meetup #4 「Gutenbergを触ろう」
岐阜、一度は参加してみたいと思っていたところ、11月に忘年会をするというツイートを発見して、ここでいかないといつ行くんだ!という気持ちになって参加させてもらいました。Snow Monkey Blocks を使った実践 LT もさせてもらって、結構インパクトあったと思うのですがどうでしょう。最後は主催の方々に3次会までお付き合いいただき、最後は眠気がすごくてよく覚えていないのですが笑とても楽しかったです。
読んだ本
僕はこれまで制作一本でやってきて、ビジネスやマーケティングの知識が全然なかったので、今年はモノやサービスを売るために最低限勉強しなければという意識で結構ビジネス本を買いあさりました。実際、勉強になったのかはわかりませんが、実録系の本だと事例がたくさんのっているので「あ、これは Snow Monkey の場合こうしたら良さそう」とかアイデアのもとになることがたくさんあったので、そういう意味では本を読む癖をつけれたのは良かったです。
基本的には移動時間か、布団に入ったときにちょっとくらいしか本を読む時間がとれなくて、もっと本を読む時間をとりたいと思っているのですが、リストアップしてみると意外に読んでてびっくりしましたw
※他にも何冊かあるのですが、挫折したもの、読んだけど特に感想もなかったものは除外しました。
破天荒フェニックス オンデーズ再生物語
これはめちゃくちゃおもしろくて、長かったですが一気に読みました。事実をもとにした小説という感じの構成だからですかね。内容も熱くて、メガネというコモディティ化されたモノをどう売って一番になるか、というのが肝で、そのためには品質はもちろんですがそれだけじゃなくて熱量が必要。まさに僕はそこにハメられちゃって隣の隣の市にあるオンデーズまでわざわざ行ってメガネ買っちゃいました。
Yコンビネーター
シリコンバレーの有名なベンチャーキャピタルでありスタートアップ養成スクールであるYコンビネーター。その2011年夏学期に密着取材した様子が描かれています。現在はバイオベンチャーなどへの投資が多いみたいですが、本書時点での投資先はWebサービス系ばかりで、やっぱり最先端のところと僕みたいな一般社会とでは時間の進み具合が違うなーとおもったりしたのですが、Webサービス系ということでどうやってユーザーを獲得するか、スケールさせていくかという点で参考になる部分が多々ありました。スクール生は「まだ家族を持っていないラーメンが食べられる程度の若い人」たちばかりということで、青春物語っぽさもあって、そういうストーリー面でもかなりおもしろかったです。
Yコンビネーター シリコンバレー最強のスタートアップ養成スクール 本
価格¥1,980
順位87,301位
著ランダル・ストロス
翻訳滑川海彦, 高橋信夫, TechCrunch Japan翻訳チーム
発行日経BP
発売日2013年4月25日
スタートアップバブル 愚かな投資家と幼稚な起業家
元フォーブスやニューズウィーク誌のジャーナリストだった50代の著者が20代の社員ばかりのスタートアップ、ハブスポットに入社してから辞めるにいたるまでの出来事が赤裸々に綴ってあります。著者の皮肉屋っぷりがおもしろいし、あのマーケティング業界では超有名なハブスポットの実態でこうなの!という驚きがたくさんあって、めちゃくちゃおもしろかったです(これ訴えられたりとか大丈夫だたのかとちょっと心配になりました)。
申し訳ない、御社を潰したのは私です。〜コンサルタントはこうして組織をぐちゃぐちゃにする〜
本屋で偶然見かけて、前書きだけ立ち読みしたらめちゃくちゃ引き込まれたので購入。実際著者のせいでつぶれたとかぐちゃぐちゃになったとかいう話はほとんどでてこないので、そこはアレ?という感じではあったのですが、著者の周りのコンサルタントや会社の所為でクライアントや仲間がが云々というエピソードいろいろ書いてあり、僕としては共感できるところが多くておもしろかったです。「様々な経済活動や生産活動は(不完全で感情的な)人間がおこなっている」という当たり前のことだけどなぜか忘れられていることに気付かされる本です。
申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。 ~コンサルタントはこうして組織をぐちゃぐちゃにする~ (だいわ文庫 G) 本
価格¥946
順位106,683位
著カレン・フェラン
翻訳神崎朗子
発行大和書房
発売日2018年6月9日
伝えることから始めよう
ジャパネットたかたの創業者である高田氏が、ジャパネットの前身であるカメラのたかた時代から、ラジオ販売をはじめ、テレビ販売をはじめ、そして引退するまでを綴られています。どういうことをおこなって成長してきたかということがかなり具体的に書かれていて、他のスタートアップの書籍と同じようにその取組っぷりや成長していく様がとてもワクワクしましたし、なんといっても文章もあの語り口で書かれているのでその姿が想像できてかなりおもしろかったです。
価格¥1,760
順位7,868位
著明, 高田
発行東洋経済新報社
発売日2017年1月13日
一発屋芸人列伝
僕は「お笑い(特に漫才)」と「人生の話」が好きで。これはどちらにも当てはまる!ということで読みました。文章自体もおもしろいのですが、それぞれの方の生き方から学ぶものがありますねー。もっと読みたいという意味で物足りなさを感じたので、2がもしでたら絶対買いますw
価格¥1,430
順位53,489位
著山田ルイ53世
発行新潮社
発売日2018年5月31日
芸人迷子
オンバトよく見てたので、ハリガネロック懐かしい!と思って読んでみました。このタイトルもたまらないですね〜。著者のユウキロックさんもいろいろ分析・思考されるタイプの方だと思うのですが、考えたり悩んだりしていたことがすごくリアルに細かく書いてあってとてもおもしろかったです。漫才と人生が好きな方はぜひ読んでみられると良いと思います。
価格¥1,430
順位256,655位
著ユウキロック
発行扶桑社
発売日2016年12月8日
世にも奇妙なニッポンのお笑い
ジパング上陸作戦、今は著者の名前と同じチャド・マレーンというコンビ名なんですねw 日本とオーストラリアのお笑い感/人間性の違いや、著者が見てきた日本のお笑い界・漫才師のこと、翻訳の仕事のことなどがギュッと詰まっていてとても興味深かったです。
天才の証明
武勇伝での華々しいデビューから漫才での挫折、そして現在の活動へと、どのようなことを考えてどのように実践してきたかが詳しくかかれています。僕は特にファンというわけではないのですが、やっぱりこう分析・思考を重ねながら行動を決めていくという人には憧れます。
価格¥1,540
順位35,369位
著中田 敦彦
発行日経BP
発売日2017年11月2日
インベスターZ
セールでめちゃくちゃ安くなっているときがあって、そのときにまとめて購入して一気読みしました。僕は投資には興味がないのですが、投資だけじゃなくて経済の仕組み的な話も多くて、それがマンガでわかりやすく読みやすいので学術系の難しい本だと挫折してしまう僕でもサクッと読めました。
ヘンテコノミクス
行動経済学に興味があった時期があって、マンガならサクッと読めるかなと思って読んでみました。やっぱりマンガって良いですよね。学術系の書籍だと僕は途中で挫折しちゃうので、これは最後まで楽しく読めて良かったです。
価格¥1,650
順位3,080位
著佐藤 雅彦, 菅 俊一, 高橋 秀明
発行マガジンハウス
発売日2017年11月16日
マンガ ビジネスモデル全史
本屋で偶然見つけて購入。マンガっぽい表現が多いなと思いましたが、いろいろな偉人の事例がコンパクトにまとめてあってわかりやすかったです。
価格¥1,540
順位14,741位
著三谷 宏治
発行PHP研究所
発売日2018年9月11日
ザ・マイクロコピー
最近ネットビジネス界隈?でもマイクロコピーというものが注目されているそうですね。この辺の知識も全くなかったので読んでみました。要はちょっとした文章を付け加えたり書き換えるだけでも影響があるよという話で、ちゃんとABテストしながらそういうことをやってみると良いということが書かれています(すごく雑なまとめ)。なるほどー!と思って Snow Monkey サイトにもちょっとしたコピーとかをちょこちょこ足したりしたのですが、ABテストはめんどくさくて全くやっていません…。
価格¥1,980
順位57,049位
著山本 琢磨
監修仲野 佑希
その他清水 令子
発行秀和システム
発売日2017年8月25日
OSS ライセンスの教科書
GPL なプロダクトをつくったり販売していたりしていて、なんとなく Web で読んだ程度の知識はあるものの、ちゃんと勉強したことはなかったので購入。基礎的な話や解説から、OSS ビジネスの話まで書いてあってとても参考になりました。あ、多分著者の方は熱狂的な OSS ファンなんだろうなと思いましたw
価格¥3,168
順位127,148位
著上田 理
監修岩井 久美子
発行技術評論社
発売日2018年8月23日
「好き」と「ネット」を接続すると、あなたに「お金」が降ってくる
僕がお世話になった1グランプリがあると上位にはいること確実のものくろさんががおすすめされていたので購入。著者が情報発信をすることでどのように変わっていったか、成功していったかがわかりやすく書かれています。
ランディングページの教科書
これ系の知識も皆無だったので、Snow Monkey サイト経由での販売を少しでも増やせればなと思って読んでみました。立場の違う5人の著者がそれぞれの立場から書かれていて、入門書としてとてもわかりやすいのじゃないかなと思います。勉強にはなったのですが、やっぱり僕はこっち系は向いてないなと思いました笑
USJ を劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門
USJ、全然知りませんでしたが開園して結構すぐ経営がピンチになったりしてたんですね。P&G出身のバリバリのマーケターである著者がどう会社の意識改革をしてどう USJ が変わっていったかという事例と、マーケティングとはなんなのか、ということがわかりやすくかかれています。自身のお子さんにもわかるように書いた、とあるとおりすごく丁寧に説明されていて、多少冗長にも感じますが、僕みたいにマーケティング経験がない方には入門書として良い書籍じゃないかなと思います。
ブランド人になれ! 会社の奴隷解放宣言
僕はビジネス・フォー・パンクスという本が好きなのですが、なんとなくそれと似た空気感だったのでおもしろく読めました。全員が著者のような生き方や考え方ができるとは思いませんが、僕もフリーランスとして生きていく以上競争したり行動を起こし続けないといけないと思っているので、そういう意味で参考になる本でした。短いのでかなりサクッと読めます。
WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE. 〜現代の孤独と持続可能な経済圏としてのコミュニティ〜
コルクラボという人気コミュニティを運営する著者が、コミュニティについて考えていることが書かれています。規模感は小さいながら、僕も Snow Monkey オンラインコミュニティというコミュニティを運営しているので何か参考になれば、ということで読んでみました。本の中でコミュニティについて体系立てて書かれた本は少なく、自分も正解を見つけ出しているわけではないのでみなさんと一緒に考えていきたい旨が書かれていましたが、コミュニティは考えも生い立ちもバラバラな人たちが集まって形成されているものなので、これが正解!というのは無いと思います。成功しているといわれているコミュニティの主催者でもそんなふうに思っているんだなーというのがわかったのも良かったです。
WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE. 〜現代の孤独と持続可能な経済圏としてのコミュニティ〜 (NewsPicks Book) 本
価格¥1,650
順位32,496位
著佐渡島 庸平
発行幻冬舎
発売日2018年5月9日
完全教祖マニュアル
「WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE. 」の中で紹介があって、タイトルからしておもしろそうだったので読んでみました。僕は宗教について詳しくないので、宗教はなんとなくうさんくさいもの・怖いもの、というイメージだったのですが、本書では宗教についておもしろおかしく書いてあるのもあり、あーもっと普通のもの(サービス)と一緒なんだなぁという感想を持ちました。
価格¥902
順位8,448位
著恭介, 架神, 一世, 辰巳
発行筑摩書房
発売日2009年11月1日
レッドブルはなぜ世界で52億本も売れるのか
僕は全然知らなかったんですけど、レッドブルってマーケティング企業なんですね。マーケティングが得意なドリンク企業というわけじゃなくて、マーケティング企業。ドリンクや缶なんかも提携した別の企業がつくっているんだそうです。レッドブルがマーケティング企業としてどういう活動をおこなっているかということが書かれていて、規模は違うにしろ、マーケティング活動というのはこういうことをやるんだなぁというのがわかっておもしろかったです。
価格¥1,760
順位68,823位
著ヴォルフガング・ヒュアヴェーガー
その他楠木建
翻訳長谷川圭
発行日経BP
発売日2013年10月24日
デザインが日本を変える〜日本人の美意識を取り戻す〜
今年のはじめに車をマツダにしたのですが、偶然新聞で広告をみつけてピーンときたので読んでみました。僕は全然車に詳しくないのですが、なんとなく近年マツダ車かっこよくなってない?と思っていて、本書を読んでその謎が解けました。
Airbnb Story
Airbnb がどうやってできたのか、どうやって成長してきたのかが描かれています。僕は Airbnb を自分で使ったことはないし、どういう企業なのかも全然しらなかったので、Airbnb はパイオニアでもないしはじめは全然どこからも相手にされなかったとか、苦し紛れにシリアルを販売してなんとかつないだり(ポール・グレアムから「君たちゴキブリみたいだな。全然死なない」と言われた)、そういう初期の頃の話は共感が持ててとてもおもしろかったです。途中から一気に企業規模が大きくなって、どうやって成長するかというよりはどう社会とうまくやっていくかみたいな話になってきてから僕には現実感がなくなってしまいましたが、フェーズによってはそういうのが参考になる方もいるかもしれませんね。
紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男
美女を抱くことだけに人生の全てを捧げた著者の生い立ちから現在までが描かれています。真実ではないという話もあったりして、書かれていることのどこまでが本当のことなのかはわかりませんが、本当だとして、交遊にかかるお金を稼ぐためにどういうことをしたかとかもたくさん書かれているのでその泥臭さというか、執念はすごいなぁと思ったりしました。この本を読んだ直後に亡くなられた事件の報道があって驚きました。
熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録
井川前会長、捕まる直前に報道陣から追いかけられている姿をなんとなく覚えていて、お金を横領したのかな?くらいの知識だったのですが、一応そういうことではなくて、ちゃんと返済もされてるんですね。文体からも多分もともとは冷静で頭のキレる人なんだろうなと思ったのですが、ギャンブルにハマっていくときの意識や感覚がどうだったとかが詳しく書いてあって、僕はそういう感覚になるほどお金を使ったことがないのでなるほどなぁと感じるものがありました。ギャンブルのことだけじゃなくて、仕事や社交のことなどについても書かれていて勉強になりました。
成りあがり
矢沢永吉さんのことは全然しらなくて、日産の CM にでてる姿/印象しか知らなかったので、文体や考え方とか、かなりインパクトがありました。天才性で成功していった方なのかなと思っていましたが、売れていない時代の話とか、音楽の才能とは別にビジネス的にどういうことを考えて成功していったかというのも書かれてあって、いや、そちらにも才能があるんだなぁと。
メタメタな時代の曖昧な私の文学
著者の高橋文樹さんとは、文学系ではなく WordPress 的なつながりでの知り合いでして、ブログも読んでいたりするのでなんとなくどういう考えを持っているというのは知っていたのですが、こうやって一冊の書籍にまとまったものを一気に読んで、文樹さんがどういうふうに「テキスト」について考えているのか、向き合っているのかというのが改めてよくわかって、流石だな…!と思いました。読み終わった後続けて「作家の収支」を読んだのですが、どこか通じるものがあって(内容は違うのですが向き合い方というか)それも興味深かったです。
作家の収支
僕は森さんの著書はスカイ・クロラくらいしか読んだことがなくてどういう方かは全然知らないのですが、すごくロジカルというかビジネス的な考え方をされているなという印象で、僕の漠然とした「小説家」のイメージが覆されました。書くのは別に好きじゃないけど仕事になるから書いているというところが逆にカッコいいなと思いました。なんかやっぱり書きたいものを書くだけじゃなくて、読者が求めているもの、出版してくれている出版社が求めているもの、いろんなところに配慮しているからこそ長く重宝されたのだろうなと思いました。
価格¥836
順位164,720位
著森 博嗣
発行幻冬舎
発売日2015年11月28日
渋谷ではたらく社長の告白
サイバーエージェント藤田社長の著書。僕のなかでサイバーエージェントいえば AbemaTV とかアメブロなんですけど、それよりもっと前の、創業する前のことからドットコムバブル過ぎた頃までが描かれており、当初はまだ会社が小さくてギリギリの経営状態だったりとか、サービス開発会社じゃなくて営業会社だったりとか、全然知らないことも多かったし、そのスタートアップ感がワクワクしてとてもおもしろかったです。
価格¥586
順位4,476位
著藤田 晋
発行幻冬舎
発売日2013年6月27日
お金2.0 新しい経済のルールといき方
正直、僕には難しくて1度読んだだけではよく理解できなかったのですが、捉え方を変えると確かにそういうところもあるなーとか、今僕が感じているお金とか経済とか、ちょっと視野を広げられたかなぁという気分にはなりました。もう一度ちゃんと読まねば思いつつ、積読が多くてなかなかできていません…。
なぜ、あなたのウェブには戦略がないのか?– 3Cで強化する5つのウェブマーケティング施策
著者の方がどういう考えでクライアントのマーケティング戦略に取り組んでいるのか、事例を通してわかりやすく解説されていてとても参考になりました。ウェブマーケティング施策、とありますが、現場にいて状況をみて、ビジネスモデルから変更するようなアドバイスをして実際に実行してもらったりなど、やっぱり広い視野をもち、がっちり信頼関係を結んで真剣に取り組まないとそこまではできないし、成果もでないんだろうなと改めて感じました。僕はその辺自信がないのでクライアントにそんな提案はできませんが、自分のビジネスは自分でどうとでもできるので、頭を固くせずに取り組みたいなと思いました。
なぜ、あなたのウェブには戦略がないのか?―― 3Cで強化する5つのウェブマーケティング施策 本
価格¥2,178
順位129,718位
著権 成俊, 村上 佐央里, 木村 純, ほか
監修株式会社ゴンウェブコンサルティング
発行技術評論社
発売日2017年2月23日
地方でコワーキングスペースは成り立ちますか?
Snow Monkey のユーザーでもある岡田さんの記事「突然コワーキングスペースを経営することになって、何を変えてこれからどうしていくのか?」の中で紹介があったので読んでみました。コワーキングスペース運営をやりたいと思っているわけではないのですが、地方での IT ビジネス(コワーキングが IT ビジネスかどうかはおいておいて)に興味があって。僕はコワーキングスペースを普段から使っている人間ではないのですが、とてもリアルに正直に書いてあっておもしろかったです。
たった一人の熱狂 仕事と人生に効く51の言葉
幻冬舎の社長、見城氏の仕事感がぎゅっと詰め込まれています。その様は凄まじく、ちょっと僕はここまで全身全霊仕事に全フリするのは無理だな…と思いましたが、でも成功するためにはやっぱりここまでやらないといけないのだろうな…とその迫力に圧倒されました。出版社ってなんとなく昔からの老舗で安定企業というイメージがありましたが、立ち上げのときの話とかすごくスタートアップ的に勝負を仕掛けている感じでかっこよいなと思いました。
価格¥715
順位12,230位
著見城 徹
発行幻冬舎
発売日2016年4月12日
残酷すぎる成功法則
エビデンスが大事だと考えている著者が、巷で言われている成功法則をエビデンスと照らし合わせて検証した本。最初の方は「お!そうなのか!」というものがいくつかありましたが、後半は結構それはそうじゃね、みたいな感じのものが多い印象で個人的にはちょっとダレてきちゃったのですが、それでもエビデンスがしっかりとれている内容ということでなるほどーと思いながら読めました。
小さくても勝てます
西新宿の小さな理容室「ザンギリ」。その店主である著者がやってきた施策が実話を元にした小説という形でまとめられています。大きなお金をかけなくても、お客さんのことを考えて小さなことを積み重ねていけば結果はでる、ということが描かれていて、僕はもっと小さいビジネスではありますが勇気づけられました。
価格¥1,650
順位178,301位
著さかはらあつし
発行ダイヤモンド社
発売日2017年12月7日
熱狂宣言
「外食業界のファンタジスタ」松村氏のノンフィクション。企業当初の話から、若年性パーキンソン病の発症、それでも夢を追い続ける氏の生き方は強烈。多分そのような生き方はまわりの方も熱狂させるのでしょうね、まわりの方々への取材からも、氏がいかに愛されているかがわかります。なんと映画も公開されているそう。予告編がまさにこの本の内容を表していると思うので、気になる方は映画公式サイトの予告編を見られてみると良いかも。
価格¥715
順位108,088位
著小松 成美
発行幻冬舎
発売日2016年9月14日
サブスクリプション・マーケティング–モノが売れない時代の顧客との関わり方
Snow Monkey を販売するにあたり、かなり影響をうけた本です。今は Snow Monkey はサブスクリプションですが、もともとはサブスクリプションをやるつもりはなくて売り切り販売でした。でもこの本に書いてある顧客との関わり方、マーケティングのあり方はこれからの時代を表しているように感じて、かなり意識をしました。サブスクリプションをやっていない方でも販売活動をされている方には何かしら学びがある本だと思うので、一度読んで見られると良いかもしれません。
人生の勝算
最近は番組などにもよく出演されていてお話する姿も見かけますが、あの柔和な感じからは想像できないような、ものすごくハードな働き方をしていたり裸で宴会芸をしていたりというようなことが書かれていて、成功することに拘って、変なプライドは持たないというか、俯瞰的に自分をみて自分というプレイヤーを動かしているというか。僕はまだ人生に勝算なんて全然感じていないのですが、多分ここまで真剣に打ち込んでいないからだろうなと思うので、もうちょっと頑張ろう…と思わされました。
価格¥1,540
順位4,177位
著前田 裕二
発行幻冬舎
発売日2017年6月30日
ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか
いくつものスタートアップを成功させてきた、ピーター・ティール氏。本書では「競争ではなく独占」ということが書かれており、僕がやっていることは氏のように大きくないすごく小さなビジネスではありますが、すごくなるほどなぁと思わされたので意識していたりします。
価格¥1,760
順位2,051位
著ピーター・ティール, ブレイク・マスターズ
その他瀧本 哲史
翻訳関 美和
発行NHK出版
発売日2014年9月25日
ビジネスモデル・ナビゲーター
「成功企業のビジネスモデルは55種類のいずれかに分類される」そうで、それぞれのモデルの解説や、そのモデルで成功した企業の事例などがまとめられています。イノベーションというと技術的イノベーションばかりが注目されるが、現代のビジネスの成功にはビジネスモデルのイノベーションが大事ということも書かれており、これは技術者が売れない原因を技術にばかり求めてしまうことにも通じるなぁと思ったりしました。
価格¥2,420
順位5,009位
著オリヴァー・ガスマン, カロリン・フランケンバーガー, ミハエラ・チック
翻訳渡邊 哲, 森田 寿
発行翔泳社
発売日2016年10月4日
来年
最初に書いたように、あんまり適当な目標とか書いても優先度が低くてどうせやらないので、そういうのは書きませんが、とりあえず Snow Monkey 一本でやる宣言をしてしまったので、なんとかそれだけでやっていけるように赤字状態は脱出したい所存です。
あ、あと個人で WordPress テーマの販売が増えると良いなと思っているので、ぜひみなさんやりましょう!もし僕で良ければ相談とかものりますので!では来年もよろしくおねがいしますー。