Snow Monkey 開発日誌【2018年8月28日】

先日の記事「ものくろキャンプに参加し、Snow Monkey や情報発信の今後について考える良いきっかけになりました」で Snow Monkey 日報に言及しましたので、9月からやるつもりでしたが、ちょっと試しに書いてみたいと思います。

ちなみに、Snow Monkey とは、僕が開発・販売している 100% GPL の有料テーマです。

Snow Monkey v4.1.9

Snow Monkey v4.1.9 をリリースしました。

  • Gutenberg インストール時に、クラシックエディターに Snow Monkey のカスタマイザーで設定したアクセントカラーが反映されない不具合の修正
  • ページテンプレート名をわかりやすく変更(例:「空」→「ランディングページ(左右余白なし)」

Snow Monkey デザインスキンの作り方の解説記事を更新

Snow Monkey のデザインスキンを2つもつくってくださっている竜胆Webデザインさんから、記事の不具合(配布しているデザインスキンの雛形を更新したのに記事を更新していなかったので不整合が起きていた)をご指摘いただいたので、雛形および記事を更新しました。

今回の更新で、普通のデザインスキンのつくり方に加えて、GitHub を利用したアップデート機能を仕込んだ版のつくり方に関する情報を追加しました。

Snow Monkey Awesome Custom Blocks v0.7.1

Snow Monkey 用のアドオンで、Gutenberg に便利なカスタムブロックを追加するプラグイン、Snow Monkey Awesome Custom Blocks を開発中です。現在 Snow Monkey オンラインコミュニティで無料配布、テストに協力して頂いています。フィードバックもたくさんいただいていて、どんどんパワーアップしています。完成度がある程度いったところで正式版としてリリースし、有料販売予定です。価格はまだ決めていませんが、売り切りである程度高めの値段設定にしようと考えています。

今日はアイコン付きのリストブロックを追加しました。Gutenberg 標準のリストブロックは、普通の ul と ol になりますが、このアイコン付きリストブロックは、FontAwesome のアイコンがマーカーとして表示されるものになります。

リストを生成するのに、RichText という Gutenberg のコンポーネントを使っているのですが、これがごくごく普通のリストしか生成できず、アイコンを簡単にリストに設定するという機能が(多分)ないため、データの保存時にデータをカスタマイズして保存する、というようなことをやりました。

RichText のエディタ上の表示が HTML 表示に対応していない?のかどうかちょっとわかりませんが、なぜかエディタ上ではアイコンを表示させることができませんでした。良い方法をご存知の方いらっしゃいましたら教えてください…。実際の画面上では問題なく表示されるようにできました。

インスペクタでアイコンを選べるようにしていますが、本当はここの選択肢のところもアイコンにしたいんですよね。select 要素の仕様なのかなと思いますが、ここも普通にはアイコン表示させることができなかったので、なんとかしたいなと思いつつ…。

追記

アイコンセレクタできた!

サポートフォーラム対応

あとはサポートフォーラムでちょこちょこ回答したりしました。フォーラムに投稿があるだけだと埋もれてしまうので、本当は情報を整理してマニュアルに反映させたいところです。9月は開発を抑えてそういう整備面に時間をさきたいなと考えています。(できるのか!どうなのか!)

 

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この記事を書いた人

キタジマタカシ

長崎在住、フリーランスのWordPress テーマ / プラグインデベロッパー。 多数のプロダクトをオープンソースで開発・公開しています。現在は WordPress 有料テーマ Snow Monkey を開発・販売しています。