FacebookのOGP対応はog:localeを外したほうが良いのかもしれない。

FacebookにはURL LinterというOGPのデバッグツールがあり、指定したURLのOGP設定に問題がないか簡単にチェックすることができます。

カノニカルURL と og:url が違うという警告が…

1年ほど前に独自にWordPress用のOGP設定プラグインを開発して使っていたのですが、昨日URL Linterで警告がでていることに気づきました。

Mismatch og:url and canonical url という警告が…
Mismatch og:url and canonical url という警告が…

「解決する必要があるオープングラフの警告」として「Mismatch og:url and canonical url」「og:url tag in the header is not the same URL as rel=’canonical’ link in the html.」という警告文が表示されていました。og:url と canonical url が違うよ、ということのようです。

上記のキャプチャの下の方を見ていただくとわかるのですが、canonical urlが「https://2inc.org/blog/2014/01/20/4022/」となっているのに対し、og:urlは「https://2inc.org/blog/2014/01/20/4022/?fb_locale=ja_JP」となっています。なんだ?fb_locale=ja_JPって!

しかし、実際のHTMLを見てもog:urlには「?fb_locale=ja_JP」は追加されておらず、canonical url と og:url には同じURLが出力されていました。

原因と解決法

OGP関連のメタタグをいろいろ変更したり削除したりして調査した結果、「og:locale」があるとこの警告がでるということがわかりました。og:localeを削除すると以下のように警告が表示されなくなりました。

og:localeを消すとエラーが消えた!
og:localeを消すとエラーが消えた!

以前は og:locale が無いと警告が表示されていたように記憶していますが、現在では og:locale が無くても警告はでないようです。むしろ og:locale があることで og:url で警告がでるようになってしまっています…。og:url の警告がでたり、og:locale を削除することでSEO的にどういう違いが出るかは詳しくありませんが、警告がでているのは気持ち悪いので、とりあえず og:locale は削除しました。

ちなみに、僕がWordPressのOGP設定に使っている自作プラグインは「MW WP Hacks」です。以前は MW OGP というプラグインを作っていましたが、MW WP Hacks に統合しました。MW WP Hacks はOGP設定以外にもいろいろな細かい設定を簡単に行うことができる統合設定ツールです。ぜひ一度お試しください!(熱い自薦)

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この記事を書いた人

キタジマタカシ

長崎在住、フリーランスのWordPress テーマ / プラグインデベロッパー。 多数のプロダクトをオープンソースで開発・公開しています。現在は WordPress 有料テーマ Snow Monkey を開発・販売しています。