フォーム生成WordPressプラグイン「MW WP Form」に管理画面がつきました。

柔軟なフォームデザイン、確認画面が表示可能、同一URL・個別URLでの画面変遷が可能、豊富なバリデーションルールが特徴のWordPress用フォーム生成プラグイン「MW WP Form」をバージョンアップしました(0.5.5 ⇒ 0.6)。主な変更内容は以下のとおりです。

  • フォームを作成する管理画面が利用可能に。
  • アクションフック mwform_mail_{$key} を廃止。
  • フィルターフック mwform_mail_{$key} を追加。
  • 各バリデーション項目(必須以外)で入力がないときでも反応してしまっていたバグを修正。

ダウンロード

WordPressプラグインディレクトリ、もしくはWordPressの管理画面からダウンロードしてください。

デモ

次のパターンのデモを用意しました。ぜひご確認ください。

フォーム生成

フォームを使用する方法は、フォーム管理画面で作成する方法とfunctions.phpに設定を書く方法の2種類があります。

functions.phpを利用する場合のフォーム設置方法は「柔軟なカスタマイズ性が魅力のフォーム生成WordPressプラグイン「MW WP Form」」をご覧ください。

フォーム管理画面でのフォーム作成方法

ダッシュボード > MW WP Form から「新規作成」をクリックします。

MW WP Form フォーム管理画面
MW WP Form フォーム管理画面

本文

新規作成画面が開きますので、本文入力欄にHTMLを入力してフォームを生成します。各フォーム項目のボタンがありますので、適当なものをクリックしてフォーム項目を追加できます(書くフォーム項目にはname属性の指定が必要です。詳しくは「柔軟なカスタマイズ性が魅力のフォーム生成WordPressプラグイン「MW WP Form」」をご覧ください)。

MW WP Form が入力画面、確認画面、完了画面のどのフォームを表示するかはクリックしたボタンで決定されます。確認画面が必要なフォームの場合は「戻る」「確認・送信」の2つのボタンを設置してください。確認画面が不要なフォームの場合は「送信」ボタンのみを設置してください。

完了画面メッセージ

完了画面に表示したい内容を入力します。

URL設定

入力画面、確認画面、完了画面のURLをそれぞれ異なるものにしたい場合に入力します(同一のURLで変遷させる場合は未入力で構いません)。フォームを表示するための「フォーム識別子」は、ここで入力したページの本文に貼り付けてください。

URL設定例

入力画面、完了画面が同一URLの場合

入力画面URL  
確認画面URL  
完了画面URL  

入力画面、確認画面、完了画面を個別URLで利用する場合

入力画面URL http://example.jp/form_input/
確認画面URL http://example.jp/form_confirm/
完了画面URL http://example.jp/form_complete/

バリデーションルール

各フォーム項目のバリデーションルールを設定できます。バリデーションルールを追加する場合は「バリデーションルールを追加」をクリックします。バリデーションボックスが追加されるので、バリデーションをかけたいフォーム要素のname属性を「バリデーションを適用する項目」に入力します。

バリデーションルールを削除する場合は、各バリデーションボックスの左上の表示される「☓」をクリックします。

フォーム識別子

表示されているフォーム識別子をフォームを設置したいページに貼り付けます。もし個別URLのフォームの場合は、URL設定で入力したページに貼り付けてください。

メール設定

送信されるメールの内容を設定します。本文欄で{表示したいフォーム項目のname属性}と入力するとそのフォーム項目に変換されてメールが送信されます。

ダウンロード

WordPressプラグインディレクトリ、もしくはWordPressの管理画面からダウンロードしてください。

バグ・不具合があった場合や、セキュリティ的な面でお気づきなことなど、何かございましたらコメントやメールにてお知らせいただければと思います。

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この記事を書いた人

キタジマタカシ

長崎在住、フリーランスのWordPress テーマ / プラグインデベロッパー。 多数のプロダクトをオープンソースで開発・公開しています。現在は WordPress 有料テーマ Snow Monkey を開発・販売しています。